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2019-02-23

休職中の社員にどう接すればよいか

統計によると協会けんぽ制度の傷病手当金申請の約半数が「うつ病」などのメンタル
ヘルス疾患の事案だと言われています。メンタルヘルス不調で休職中の社員を抱えて
いる会社は、もはや珍しくありません。

 

そして労務管理の場面では、休職中の社員への連絡や復帰についての取り扱い方法が
わからず、「腫れ物に触る」かのような対応になってしまいがちです。
以下、休職制度の法律的な意味合いや、どのように対応するのが適切かについて述べた
いと思います。

 


休職制度とは何か

休職制度とは、「一時的な就労義務の免除を会社が命じる制度」を言います。そもそ
も労働契約は「役務を提供する(働く)義務」と「給与を支払う義務」を交換し合う
約束ですので、病気などにより役務を提供できない事情になった時点で労働者側の「
債務不履行」状態になります。

 

とは言え、契約違反だからと言って即契約を解除する(つまり辞めてもらう)という
非情な決定も下しにくいことから、一定期間労働義務を免除する「猶予期間」を会社
が命じる仕組みが一般化したものが休職制度でしょう。

 

休職の重要な3つのポイント

前述の通り休職制度とは「①会社に決定権がある」ことに注意が必要です。労働者が
病状を証明する医師の診断書などを提出し、会社が提出された資料を検討した上で休
職命令の是非を判断します。そして、「②復職の是非も会社が決定する」ことも重要
です。

 

病状などが復職に耐えられるほど回復しているかは「本人が」決めるのではなく、「
仕事の命令をする会社が」決めるわけです。合わせて、「③休職中の給与の支払いの
有無は会社が決める」こともポイントです。

 

 

 


休職中の社員への接し方① 報告

休職中の社員は「本来は働く義務があるのに特別に免除されている」わけですから
、「病状を報告する義務」「治療に専念する義務」があると言われています。月に1回
程度状況を報告してもらいましょう。治療に専念せずに遊び歩いていれば、問題行動
として注意してください。

 


休職中の社員への接し方② 復職時

復職を見越して、あらかじめ受け入れ方法を検討しましょう。通常は元の部署に復帰
させますが、元の部署に復帰させると労働者への負荷が大きく、パフォーマンスが期
待できない場合は配置転換も考えなければなりません。事前に就業規則などで復職時
に配置転換の可能性があることを明示しておきましょう。

 


休職中の社員への接し方③ 期限

休職期間の範囲をしっかりと伝えておくことも重要です。復帰を急かし、精神的に追
い詰めるような伝え方にならないように注意しつつも、無期限に労働義務が免除され
るわけではないことを理解してもらいましょう。

 

 

はかた駅前社会保険労務士法人では、休職者のケアや復職、復職後の再発防止のため
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